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【映画レビュー】劇場版 幼女戦記の感想と紹介!

みなさん、こんにちは!
レビュー系VTuberのレベッカ(@rebecca_kmym)です。

今回は『劇場版 幼女戦記』の感想紹介レビューをお送りします。


動画でも紹介しているのでこちらもぜひ!▼

レベッカ

今回は冒頭にちょっとした小芝居をいれてみましたが、改めて声優さんの素晴らしい仕事ぶりを実感しました……。
アニメシリーズ最終話の主人公の演説かにゃ?

ネコチャン

レベッカ

そうそう!悠木碧さんが演じる本物のシーンはほんとにゾクッとする素晴らしい出来なので、ぜひ本編をご覧ください!!

 

そもそも幼女戦記ってどんな話?

この幼女戦記は、いわゆる異世界転生モノの一種。

超合理主義のエリートサラリーマンが、幼女として別世界に転送させられて成り上がっていくお話です。

見た目は幼女、頭脳は狡猾なエリートサラリーマンという強烈なキャラクターが楽しめるのも魅力のひとつ。


主人公が幼女なので、萌えアニメかな……?と思われがちなのですが、油断するなかれ。

合理主義の戦略家を中心に繰り広げられる、超骨太な戦争アクションモノなのです!!


物語の舞台は、ちょっとした魔法技術が存在する第一次対戦前後(っぽい)世界。


主人公はドイツ帝国的なとある国に孤児として転生しますが、エリートサラリーマン時代の記憶と狡猾で合理的な性格を武器に、ものすごいスピードで成り上がっていきます。


本人は後方支援として安全な場所から無難にこの世界を攻略しようと知恵をこらしにこらすのですが……世は世界大戦時代。

しっかり前線で実績を出せる人材(しかも幼女だしちょっとあやしい)なんて、そりゃー上の人たちは前線に置きっぱなしにしたいですよねw

レベッカ

主人公はあくまで合理的に戦闘してるだけなんですけどね。
合理主義と魔法技術の相性が良すぎた結果、「戦闘狂い」にゃんてあだ名まで(ΦωΦ)

ネコチャン

劇場版になっても引き続きどギツイ前線でコキを使われていますが、ゆえに、アニメシリーズと変わらずめちゃくちゃにおもしろいです。

あらゆる戦地あり、戦略あり、戦闘あり!の盛りだくさんな映画になっています。

幼女戦記はとにかく「音」がすごい!!


とくにこの幼女戦記という作品は、巧みな「戦略」から迫力あふれる「戦闘」までの流れがマジでおもしろいんです。

これって脚本も演出も作画も、すべてのクオリティが高くないと実現できないおもしろさなので、本当に製作陣の皆々様には頭が下がります。

レベッカ

主人公を演じる悠木碧さんの熱演も作品の出来にめっちゃ寄与してます!
彼女がいにゃかったら、だいぶ雰囲気が違う作品ににゃってた可能性もありそうにゃほどの存在感!

ネコチャン

最近の作品でいうと、
・かわいい女の子がでてくる
・主人公がたてる戦略がハマっていく楽しさ
がうまくマッチしてるところなんかは、『ガールズ&パンツァー』にも近いおもしろさがありますね。

レベッカ

ちなみに幼女戦記は音響監督をガルパンと同じ岩浪美和(@namisuke1073)さんが担当されているのですが、これがまた劇場との相性がばっちりなんです……!!

「音」は、映画館でより没入して見るには非常に重要な要素。

わたしは音響監督が岩浪さんという理由だけでアニメ映画を劇場まで見に行くこともあります。

基本的に岩浪さんが関わっている作品は全部いいんですが、せっかくなので、ここ最近劇場で見てとくに良かった作品をさらっとご紹介٩( ‘ω’ )و

岩浪音響監督のオススメ作品

ガールズ&パンツァー 劇場版

高校の選択科目に「茶道」「華道」「戦車道」があったら……そんな世界で繰り広げられる女子高生同士の戦車(パンツァー)を使ったスポーツ合戦アニメ。

あらゆる戦略と戦車ならではの重低音が楽しい作品です。見た目に違わずほんわかしていますが、ストーリーは非常に重厚で骨太です。

 

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

人気アニメシリーズ『ソードアート・オンライン』の劇場版である本作。
原作にもないオリジナルのストーリーが楽しめます。

ソードアート・オンラインでは基本的に近未来の完全没入型VR技術を使用したMMORPGを舞台としていますが、この劇場版では、AR(拡張現実)を舞台に現実とゲームが交錯する演出が◎!

 

BLAME!

大人気アニメシリーズ『シドニアの騎士』原作者&アニメ制作会社によるSFアクション3Dアニメ。

原作のマンガの一部を劇場版として作成しているので、2時間弱でさらっと重厚なSFを楽しめます。

https://vtuber-rebecca.com/wp-content/uploads/2019/02/190206_サイトアイコン.jpg
レベッカ

ちなみに『BLAME!』は配信サービスで見たい場合は、Netflixの独占配信なのでご注意を!

 

ニンジャバットマン

日本のアニメ会社制作の隠れた名作バットマン。
ユニバース的な作品で、あらゆるロビン(バットマンの相棒)やヴィランが大集合!

各声優陣がめちゃくちゃいい仕事してます。個人的にとくに好きなのは高木渉さんによるジョーカー。

 

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System

現在、全三部作で映画公開中!

アニメシリーズの続編かつスピンオフをかねていますが、三部作すべてがそれぞれ独立したストーリーなので、サイコパスファンもそうでない方も、どの作品からみても大丈夫です◎

参考 PSYCHO-PASS Sinners of the System公式サイトProductionI.G

レベッカ

岩浪さんの作る音はほっんとにカッコイイんです!!!ここまで“音”に心が湧き肉が踊ることはないほど。
アニャログな大砲からSFちっくなビーム砲、飛行音や走行音までどこまでも徹底して迫力たっぷりに作り込まれているんだよにゃあ

ネコチャン

さらに、極上爆音上映でおなじみの立川シネマシティや、LIVE ZOUNDでおなじみ川崎チネチッタでは、岩浪さん自ら劇場におもむいて音響調整を行うほどのこだわり!

だからこそ、劇場版幼女戦記はぜひ劇場で見て欲しい作品なのです!

 

劇場版の前にアニメシリーズをチェック!


この『劇場版 幼女戦記』こはアニメシリーズのがっつり続きなので、まだ幼女戦記シリーズを見たことがない方は、アニメシリーズを見てからの鑑賞をオススメします。

いまだと劇場版が公開中ということもあって
・Amazonプライム
・Netflix
・Hulu

で前作のアニメシリーズが見れちゃいます!

ハリポタ

参考 Netflix TOPページNetflix -ネットフリックス-


アニメシリーズの1話のみであればGyao!で無料で楽しめるので、まずは自分に合うか確かめたいという方はこちらもどうぞ!

参考 幼女戦記 第1話「ラインの悪魔」Gyao!

さいごに ― 幼女戦記が描く“戦争”


あともうひとつだけ、この『劇場版 幼女戦記』についてお伝えしたいのが、戦争の凄惨さや虚しさもしっかり描いているところ。

主人公の戦争に対する評価がほんとに性格がでていて「戦争は人的資源の損耗だ」なんて揶揄するように言うんです。

でもつまりこれって、超合理的な観点から見ても「戦争っていいことない」ってことを示していると思うんです。


こういった主人公のセリフだけでなく、戦争の現実を知らない、プライドを守りたいだけの上からの命令で、死ぬことを余儀なくされる人々の描写もしっかりと挿入されています。


さらに今回の劇場版では、主人公に敵対する形で、あるキャラクターが復讐という感情的な目的に燃え滾りながら登場します。

アニメシリーズでは、合理主義な主人公の視点から戦争を見つめることになるのですが、この劇場版では超合理主義の主人公とは全く正反対のキャラクターを戦場へと投入することで、新たな視点からこの映画の根底に流れるテーマを感じ取ることができるんです。


あらゆる意味で骨太なアニメなので、ぜひ食わず嫌いせずに一度ご覧いただきたいなと思います!


以上、『劇場版 幼女戦記』のご紹介でした!


この作品ものすごい好評ということもあって、3月に入ってから公開劇場も拡大しているので、ぜひこの機会に映画館に見に行ってみてください。


それでは、レベッカでした!
バイバーイ(ΦωΦ)ノシ

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