みなさん、こんにちは!
レビュー系VTuberの紙山レベッカ(@rebecca_kmym)です。
今回は、2018年に見た映画ベスト10をご紹介します。
2018年はとうとう映画鑑賞数が200本を超え、ベストの10本を選ぶのが至難の業でした。
そんな強い想いを秘めて撮影した結果、独り言が長すぎてまさかの前・後編に分けることに。喋りすぎィ!
楽しそうだと思ったら、チャンネル登録よろしくお願いします。
……中の人など、いる!!!!!(ΦωΦ)
もくじ
インプットがさらなるインプットを呼ぶ
そもそも、これだけ映画を見ていたら読書量なんかは減っちゃったよな……なんかやたら読みたい本があってたくさん買って積んでるし……
なーんて思っていたのですが、フタをあけてみると、小説や新書は30冊ぐらい、マンガは500冊ぐらい読んでました。
昨年より全然読んでるーッ!!( ゚д゚)
映画って色んな要素が凝縮されたエンタメ媒体なので、つい関連した本が欲しくなっちゃうんですよね。
原作はもちろん、主人公が読んでる教養高い本とか、その映画の面影を感じるマンガとか……w
インプットがさらなるインプットを呼ぶんだなあと、大いに実感した2018年でした。
2018年映画ベスト10
さて、前置きが長くなってしまいました。
こうやって思ったこと言わずにはいられないから動画もブログもダラダラ長くなっちゃうんだよ。
このブログでは前編動画で紹介した映画についてお伝えしきれなかったポイントをお伝えしたいと思います!
それではさっそくどうぞ!
2018年のアカデミー賞作品賞を受賞したことでも話題になった一作。
アカデミー賞の「作品賞」はその年の一番良かった映画に贈られる総合大賞みたいなもの!
もともとギレルモ・デル・トロ監督の作る映画が大好きで、「社会に居場所がない人たち」の描き方が秀逸なところが魅力だと思ってます。
どのキャラクターでも美しさと醜さを魅力的に演出してくれるんですよね。
いま、なんとなく生きづらいと感じている人も、そうでない人も、ぜひ見て欲しい名作です。
ジェニファー・ローレンスがロシアのスパイを演じた本作では、これでもかとジェニファーの高い演技力を堪能できます。
いわゆるアクション映画のお約束的な派手さはないですが、脚本・演出、そしてサブキャラも含め、バランスよく作られた一作です。
アクションよりは、キャラクターの葛藤や心理戦が好きな方にとくにオススメ!
もし強い女子がもっとゴリゴリにアクションをこなすのをお好みなら、同じく2018年にシャリーズ・セロン主演で公開された『アトミック・ブロンド』をぜひ!
中二病感あふれる「わたしのかんがえたさいきょうのしゃりーず・せろん」をたっぷり堪能できます。
今年の映画で、おそらく一番心奪われた一作です。
とにかく登場人物全員が教養豊かで、何気ない会話のひとつひとつからキャラクターの感性があふれでています。
この映画をきっかけに、積読しまくっていた古典文学の名作本に手を出しはじめました。
清々しいほどにすぐ映画に影響される
さらにこの映画の素晴らしい点は、われわれ映画クラスタが主演の「ティモシー・シャラメ」というみずみずしくも気高い才能と出会えたことでしょうか。
エンドロール間際の彼の表情は何度見ても脱帽してしまいます。
2018年ワタシデミー賞最優秀新人男優賞を授与したい🏆
ちなみに、どハマりした結果、原作もすべて読みましたが、最後の一文が死ぬほど心に刺さりました……。
続編が制作予定とのことですが、原作のラストをあのふたりに再現されたら死んでしまうので、映画はオリジナルの展開でもいいのよ……と密かに祈っています。
大好きなMCUの最新作、予告編の不穏な雰囲気にドキドキわくわくしながら見てきました。
アイアンマンの頃から劇場で追いかけ続けているので、大変な衝撃でしたね……。
公式からネタバレ禁止のお触れがでているので内容には触れませんが、これだけのキャラクター&ストーリーを魅力的にまとめあげたルッソ兄弟に感謝を捧げたい。あざっす。
ちなみにMCUを見ようか迷っている人は、とにもかくにもまずは『アイアンマン』をご覧ください。
これが好きなら、あなたはMCUにどハマリする可能性大!
じつはキャップ派なので、わたし自身はMCUだと『ウィンター・ソルジャー』がとくにお気に入りなのですが、こちらもルッソ兄弟の手腕が光っています。
アクションシーンがどちゃカッコイイですよ(ΦωΦ)
・好きなものを好きで居続けること
・好きなものを作ることに全身全霊を傾けること
このふたつがいかに尊いかを教えてくれる傑作青春映画です。
「主人公は幼い頃に誘拐され、誘拐犯自作の教育娯楽番組を25年もの間、見続けていた」
というかーなりパンチの聞いたあらすじですが、主人公の「好きなもの」への純粋な想いに、いちオタクとして涙せずにはいられませんでした。
主人公はもちろん、彼をとりまく多くのキャラクターたちも一緒に好きなことを通して成長する姿は、まさに「青春映画」そのもの。
なにかに夢中になったことがある人には、ぜひ見てもらいたい一作です。
アメリカ居留地で見つかったある少女の死体をめぐった社会派サスペンスである本作。
アメリカという巨大な国の“闇”を、緻密な脚本と演出で築き上げた名作です。
居留地(保留地)というのは、ネイティブアメリカンの人々が住む地域のこと。
「アメリカ」の支配を受けないための土地は、反面、貧困や無法者たちの魔の手も伸びやすいという悲しい現実があります。
おなじくアメリカ国境の“闇”をとらえた名作『ボーダーライン』の脚本家テイラー・シェリダンが、この映画では監督・脚本どちらもこなしています。
やっぱり脚本だけでなく監督もできる方の映画は隙がなくて、集中して見れるものが多いですね!
さらに、MCUでもおなじみのふたり、ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの劇中コンビもすごく良かったです。
MCUでは、ジェレミーは「ホークアイ」を、エリザベスは「スカーレット・ウィッチ」をそれぞれ演じています。
あとね、ジョン・バーンサルの使い方がほんっとに最の高なので、ファンの方はぜひともご覧ください。
前作『ミッション・インポッシブル:ローグ・ネイション』が、アクション・キャラクター・ストーリーすべてにおいて最高すぎたので、今作は大丈夫!?とちょっとドキドキしてたのですが……全ッ然大丈夫でした!
相変わらず誰にも真似できないアクションを自らこなすトム・クルーズたるや……好き……。
ただほんと危ない。もおお~今回はさっくり骨折してるし、命は大事にして。
でもね、命からがらのミッションをこなしたトムのラストの表情がすっごいステキでね……みんな見たらきっとキュンってなっちゃうと思います。
MIシリーズ評判いいし手を出してみたい方は、前作のローグ・ネイションだけでも見ておくのをオススメします◎
もともとオーシャンズシリーズは何周したかわからないくらい大大大好き。
それをサンドラ・ブロック(激推し)とケイト・ブランシェット(激推し)が中心となって全員女性で宝石泥棒!おもしろくないわけないッ!と思って全力待機していた本作。
予想以上の出来に、この世にサンドラとケイトをもたらした世界に感謝しました。
サンキュー、ゴッド。
映画のテンションは心地よく力が抜けたユルユル感で、まさにオーシャンズシリーズにふさわしい出来です。
むかしよくヘビロテしていた『チャーリーズ・エンジェル』(ディアスとバリモアとルーシーのやつ!)を思わず思い出してしまいました。
ぜび全人類におきましては、ポップコーンを食べながらお楽しみいただければと思います🍿
今までのオーシャンズシリーズを見てなくても全然楽しめますので、安心してご覧ください!
じつはこの作品、残念ながら日本での劇場公開はなかったのですが、「デジタル・ロードショー」という形でAmazonなどの配信サービスでの公開にいたりました。
無事に字幕付きで見れてほんっとに良かったです。
こんな名作を劇場で公開しないとかッ!そういうとこやぞ日本ッ!!
主人公は自身をゲイだと自覚している高校生のサイモン。
ジュラシック・ワールドのお兄ちゃん役で話題になったニック・ロビンソンが演じています。
ゲイだけ仰々しくカミングアウトとかしなきゃいかんのだ……なんてモヤモヤ考えつつ、家族や仲良しの友人たちと平和で穏やかな日常を送っていたサイモン。
様々なトラブルの中、ひとりのティーンとして「他人と違うということ」に悩み、「自分や仲間を思うこと」の本質にだどりつく青春ロードムービーです。
大切な友人がいるすべてのティーンに見て欲しい名作!
原作者の方のインタビューがとてもよかったので、こちらもぜひご覧くださいφ(・・
ちなみに、『Love, サイモン』みたいなほんのりラブい青春映画が好きな方は、Netflixオリジナルの『好きだった君へのラブレター』もオススメです!
青春は永遠。ババアになっても見続けるぞ。
2018年映画ベスト10、最後の1作は、そう!
まさかの『ザ・プレデター』!!!
ぶっちゃけ公開前はこの作品がベスト10に入るとは思いませんでした。
幼い頃からSFアクション映画が大好きで、金曜ロードショーとTSUTAYAでは90年代のSFアクション特集に幾度となくお世話になっていました。
そんな思い出のどツボをついてくるのがこの作品。
まさに「クソおもしろエンタメ映画」。鑑賞後の満足感がハンパないのです。
主人公が戦いに臨む仲間たちとめぐり合うシーンでエンタメ映画の良し悪しって結構決まる気がするのですが、この映画はそこが文句なしに最高でした。
わたしもあのバスに乗りたい。
さらには、これでもかと発生するブロマンスの嵐。供給過多で窒息するかと思いました\(^o^)/
楽しくて笑える90年代のお手本みたいな映画です。全人類におきましては積極的にご覧いただきたく存じます。
2018年映画ベスト10+α【キング&クイーン編】
さて、2018年映画ベスト、今年はベスト映画を選びきれない!!!という気持ちが爆発した結果、満を持してキング&クイーン枠の登場です。
ちなみに、大好きなぬまがさワタリさんが「第王位」を設けていたことに感動し、この度のベスト映画選出に王枠を設けました。
ぬまがさワタリさんのベスト10発表もほんと素晴らしいので、ぜひご覧ください。↓↓
2018年も終わりが近づいてきましたので、劇場で鑑賞した90本の中から選んだ #2018年映画ベスト10 を発表いたします。例年にも増して偏ってますが、自分の心に素直になった結果だと思ってください。いつも様々な出会いをくれる映画文化に感謝を捧げます。2019年も地球に多彩な傑作が生まれますように! pic.twitter.com/ulUXrQFQSw
— ぬまがさワタリ@『絶滅どうぶつ図鑑』&福岡マリンワールドで1月よりコラボ展! (@numagasa) 2018年12月30日
さて、それではレベッカの「キング&クイーン枠」の発表です!どうぞ~!!
世界で社会現象を巻き起こしたといいっても過言ではない本作。
近年、ハリウッド界隈では「ホワイトウォッシュ」なども大きな問題となっていた中で、彗星のごとく現れた名作です。
「ホワイトウォッシュ」についてはこちらもどうぞ
https://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2017/11/post-38.php
ブラックパンサーはMCU作品のひとつで、『シビル・ウォー』でも活躍した我らが陛下ブラックパンサーが主人公として登場します。
今作でわたしが何よりも心奪われたのが、マイケル・B・ジョーダン演じる麗しくも哀しい悪役「キルモンガー」。
MCU史上で一番すきなヴィラン(悪役)です。
ブラックパンサーは単独で見ても楽しめるので、気になったらぜひ一度ご覧になることをオススメします!
学生時代、誰もがJ-popやアイドルにハマるなか、ひっそりと洋ロックにハマっていたわたしにとってクイーンはまさに青春の一部でした。
そんなクイーンの伝記映画が公開されるとあって、予告編の時から首を長くして待っていましたが……もうね……
最高の最高の最高の極みでございました。
仲間って最高だよね?音楽って最高だよね??Queenって最高だったよね???
という製作陣の強い想いにボコボコのボコにされました。
Queenは最高ですッ!!!!!
最後のライブシーンは、感極まり過ぎてずっと泣いてましたねw
ライブシーンだからめっちゃ鼻すするの我慢してたんですが、みんな泣いてたから最後は思う存分鼻すすりました。
ちなみにこの作品をベストに入れたくて、+αの枠名をキング&クイーンにいたしました。
マヘーンドラ バーフバリ ブロテカーリー!(マヘンドラ・バーフバリは生きねばならぬ!)
この記事を書く前に映画の半券を掘り返していたところ、なんと2018年の映画初めは『バーフバリ 王の凱旋』と発覚。
え……ていうかすでに3年ぐらい王の民な気分だったのですが……
そもそものはじまりは、さかのぼること2017年の年末。
「バーフバリ」なるインド映画の評判をTwitterで目にし、年明けの正月休みに『バーフバリ 伝説誕生』をAmazonプライムでレンタルしたんです。
そしたらあんまりにも面白いもんだから、その日のうちにすぐさま映画館の予約とって『バーフバリ 王の凱旋』を見に行ったんですよね。
今思うととんでもない行動力。王を称えたい気持ちがすごい。
ほんとにこんなエンタメ超大作、めったにないです。すんごい。
見る前に戻りたい。並のアクション映画じゃ満足できない身体にされてしまいました……。
もうね、2作目の王の凱旋ともなるとすごいどころの騒ぎではなく、見ると健康になった気すらするの。やばくない??
カレー食べたあとみたいな無敵感。
わたしこれ年明け早々に近所の映画館に見に行ったらおっさんとふたりっきりでしたからね。(まだバーフバリがここまで流行る前だった)
あの大作を、あの例の航海シーンを、おじさんとたったふたりで受け止めたからね。
例の航海のシーンはとても麗しいシーンですが、脳みそが現実を受け止めきれなくなる演出がたくさんあるのです。
いま見たら全人類と頭割りできるので、まだ見てない民はぜひともご覧ください。
え??ふたつ見たら5時間超えじゃねーか!?だって???
じゃあダイジェストここに貼っときますからね。ほら。
はいもう大丈夫。いますぐ本編見ましょう。
以上!
紙山レベッカの2018年映画ベスト10+αでした。
また2019年もたくさんのステキな映画に出会えますように!
それでは、ばいばーい(。・ω・)ノシ